近郵船舶管理株式会社

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本船「ましう」内航業界初!【VRナビゲーションシステム】導入の件

当社では海上DX化の一環として、当社管理船「ましう」において、2025年8月の函館どつく入渠時に古野電気株式会社が開発した【VRナビゲーションシステム】を内航船社として初めて搭載いたしました。

【VRナビゲーションシステム】PR動画
https://www.kyk.co.jp/assets/mp4/VR_Navigation_PR_202511.mp4

【VRナビゲーションシステム】は、公益財団法人日本財団が進める無人運航プロジェクト「MEGURI2040」(注1)において、自律運航を実現するために開発されたシステムです。
船舶の安全運航に必要な情報を仮想現実(Virtual Reality)技術で表示し、人間の空間把握能力を支援します。
さらに、海図情報に加え、レーダーで検知した情報やAIS情報、衝突リスク領域などを鳥瞰表示することが可能です。


注1. 「MEGURI2040」は、内航海運における少子高齢化による人手不足や、ヒューマンエラーによる海難事故といった社会的課題を解決し、日本の海事産業や関連産業の強化を目的に、無人運航船の実用化を目指して技術開発を進めるプロジェクトであり、当社も参画しています。