サイトに寄せられたご質問の中から、 お問い合わせの多い質問をご紹介致します。
甲板部は三直制で、機関部はMゼロ機関部体制です。
乗組員は、11名体制で詳細は以下の通りです。
・船長
・甲板部6名:一航士、二航士、三航士、甲板長、甲板手、甲板員
・機関部3名:機関長、一機士、二機士
・事務部1名:司厨長
免状取得に必要な知識・技能と船乗り、社会人としての心構えです。そうはいっても、最初は何をして良いか分からないと思いますので、先輩方に教えてもらう事になります。その際に、謙虚で素直に教えを聞くという心構えが大切になりますので、学生の頃から船乗りの先輩である、先生の話を謙虚な気持ちで素直に聞く姿勢を身に付けて、勉学に励んでください。
陸上で当社の業務に関する内容とビジネスマナーについての研修を1週間程行い、現場で、甲板部は3ヶ月間、機関部は6ヶ月間定員外でOJTを行います。
特に仮バースなどはございません。当社の管理船が運航する航路では、苫小牧⇔常陸那珂ですと、毎日着岸しますので、当直にもよりますが、毎日上陸できます。苫小牧⇔敦賀航路、苫小牧⇔東京航路でも台風や荒天で避難などを除けば、大抵の場合は2日に1回は上陸の機会があります。
目安として、部署にもよりますが、標準的なところで3年~6年です。傾向としては、会社で何をすべきかを自分自身で良く考え、自覚を持って行動している人は技術も早く身に付き、昇進も早いです。
トレーラーシャーシの誘導、固縛は荷役業者が行います。本船の乗組員は、船体設備(船内スロープ・ランプ)の操作、荷役業者が揚積した荷物が適切に揚積まれているか(危険物荷物の位置、揚地まで安全に運べるかの判断)、バラストの調整等を行います。
当社の社員を他社の配乗船に派遣をして、他社の船で勤務して頂く仕事です。実績としては、他社のRORO船、セメント船、調査船等に派遣を行いました。派遣になると、同じ業務を一つとっても違うやり方をしていることもありますので、本人の技術向上にも繋がっています。
着岸中は繋がります。航海中については、太平洋航路(常陸那珂・東京~苫小牧)と日本海航路(敦賀~苫小牧)共に電波が入らない時間帯がありますが、太平洋航路は比較的電波が入る時間帯が多いです。