INTERVIEW01
機関員
- 20代
Q1船員をめざしたきっかけは何ですか?
航海士の兄の影響で船乗りを目指しました。
Q2船員の魅力は何ですか?
まとまった休暇があることです。
また、お金を貯めやすい環境なので、趣味に多く使えることも魅力だと思います。
Q3日々の仕事内容を教えてください
出入港スタンバイ、各機器のメンテナンス、緊急時の対応等です。
Q4仕事(現職)のやりがいを教えてください
整備した機器が問題なく運転できたときにやりがいを感じます。
Q5今までで一番大変だった仕事を教えてください
緊急的なトラブルの対応が一番大変だと思います。
時間の制限がある中で冷静な対応が求められることもあります。
私はまだまだ未熟ですが、冷静に対処できるようになることを目標としています。
Q6約2ヶ月乗船の船内生活をうまく過ごすコツは何ですか?
ニュースやSNSを見たり、知人と連絡を取ったりすることで積極的に社会とつながるようにしています。
電波が弱い時はダウンロードしておいた映画を見ながらリラックスしています。
Q7船員ならではの陸上休暇中の過ごし方を教えてください
乗船中にはできないドライブや観光、買い物をすることが多いです。
一回の休暇で複数回の旅行をしたこともあります。
Q8実際に船に乗って初めてわかったことは何ですか?
定期航路なので想像していた以上に買い物に行きやすく、驚きました。
また、練習船とは違い、担当機器であれば一人で始動・操作を行うことがあります。機器に対する理解が深まるとともに機関士の責任の大きさを体感しました。
INTERVIEW02
三等航海士
- 20代
Q1船員をめざしたきっかけは何ですか?
幼少のころフェリーに乗船する機会が多く、
そのスケールの大きさに魅力を感じたから。
Q2船員の魅力は何ですか?
海(自然)の雄大さを感じられるところ。長期休暇。
Q3日々の仕事内容を教えてください
航海当直、入出港時の船長補佐、荷役立ち合い、事務作業等
Q4仕事(現職)のやりがいを教えてください
事務作業から整備作業まで業務の幅が広いところ。
Q5今までで一番大変だった仕事を教えてください
荒天時の航海当直。夏時期のドック作業。
Q6約2ヶ月乗船の船内生活をうまく過ごすコツは何ですか?
船内はどうしても閉鎖的な環境となってしまうため、
オンオフの切換えは意識して行う。
人間関係さえ良好であれば乗船期間はあっという間。
Q7船員ならではの陸上休暇中の過ごし方を教えてください
長期休暇を利用してのキャンプ、登山、旅行等。
Q8実際に船に乗って初めてわかったことは何ですか?
船酔いはある程度慣れです。
INTERVIEW03
三等航海士
- 30代
- 女性
- 現在陸上勤務員
Q1船員をめざしたきっかけは何ですか?
乗船実習の際、改めて船が海の上を航行する凄さを感じたから。
(機器の多さ、乗組員の連携など)
Q2船員の魅力は何ですか?
乗船中(オン)と休暇中(オフ)の切り替えがはっきりしていること。
Q3日々の仕事内容を教えてください
航海当直と荷役立ち合い、事務処理。
停泊日は整備作業で体を動かします。
Q4仕事(現職)のやりがいを教えてください
航海当直・荷役・事務・整備作業と、多方面の業務に取り組めること。
Q5今までで一番大変だった仕事を教えてください
冬の日本海で1週間ずっと時化ていた時。
Q6約2ヶ月乗船の船内生活をうまく過ごすコツは何ですか?
ワッチ後の楽しみを作る。
(アマゾンプライムビデオを見ています。)
Q7船員ならではの陸上休暇中の過ごし方を教えてください
平日の空いている観光地を満喫できる。
宿泊代も土日より割安で泊まれるので選択肢が増えます。
Q8実際に船に乗って初めてわかったことは何ですか?
何事も経験が大切ということ。
勉強や人から聞いた知識も重要だが、実際に経験したことは
忘れにくく、理解も深まる。
INTERVIEW04
一等航海士
- 40代
Q1船員をめざしたきっかけは何ですか?
船員養成学校在学中に諸先輩方の体験談を聞き
船員生活における様々な魅力を感じた為
Q2船員の魅力は何ですか?
海を相手にストレスフリー?な職場
纏まった休暇と通勤時間が無い事
Q3日々の仕事内容を教えてください
航海当直及び荷役当直、船体保守整備と安全管理
Q4仕事(現職)のやりがいを教えてください
物流の一旦を担う事
Q5今までで一番大変だった仕事を教えてください
故障・トラブル全般
Q6約2ヶ月乗船の船内生活をうまく過ごすコツは何ですか?
指折り下船日を数えるのではなくとにかく楽しむ
Q7船員ならではの陸上休暇中の過ごし方を教えてください
旅行、趣味、家族サービス
Q8実際に船に乗って初めてわかったことは何ですか?
人間関係・信頼関係の大切さ
INTERVIEW05
船長
- 50代
Q1船員をめざしたきっかけは何ですか?
幼い頃から港町串木野で育ち同級生の父親の大半が外航航路や
遠洋マグロ漁船に乗船しており
外地の珍しい食べ物を学校帰りに食べさせて貰ったことが船乗りの
特権だと感じたことが切っ掛け。
Q2船員の魅力は何ですか?
まさに大海原を相手に仕事ができることと知らない土地に「タダ」で行けること。
Q3日々の仕事内容を教えてください
航海中は当直と事務処理、接岸中は荷役と整備作業。
Q4仕事(現職)のやりがいを教えてください
一致団結して出港から入港まで本船を動かして国内物流を支えていること。
Q5今までで一番大変だった仕事を教えてください
3.11の時に太平洋沿岸を航海するときに家屋や車輌、ボート、
流木などの浮遊物の中を航海したこと。
台風や低気圧が接近して暴風が吹き荒れる中での入出港作業。
Q6約2ヶ月乗船の船内生活をうまく過ごすコツは何ですか?
仕事のオンオフをつけること。
Q7船員ならではの陸上休暇中の過ごし方を教えてください
長期休暇が取れるので、船のことをリセットして家族サービスや趣味に没頭する。
Q8実際に船に乗って初めてわかったことは何ですか?
勉強して免状を取得し乗船してみても机上で得た知識はあまり役に立たないこと。
先輩から教えて貰った技術が基本となって自分を成長させる要素につながること。